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メルマガ旅ガイド「日本の古都」
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【 元興寺(奈良)<世界遺産> 】
元興寺(がんごうじ)は、奈良市にある、南都七大寺の1つの寺院です。
蘇我馬子が飛鳥に建立した、日本最古の本格的仏教寺院である法興寺がそ
の前身です。
法興寺は平城京遷都に伴って飛鳥から新都へ移転し、元興寺となりました。
奈良時代には近隣の東大寺、興福寺と並ぶ大寺院でしたが、中世以降次第に
衰退して、現在は次の2つの寺院に分かれています。
奈良市中院町の元興寺は「古都奈良の文化財」の一部として、世界遺産にも
登録されています。
1.アクセス
近鉄奈良駅から徒歩15分
2.見どころ
地図と写真↓
http://maps.google.co.jp/maps?=&q=gankouji
飛鳥寺の時代から使用されている本堂の屋根瓦は、今も変わらず使用されて
います。本堂は極楽坊とも呼ばれ、国宝に指定されています。
(東門)
鎌倉時代からの歴史を持つ東門は重要文化財に指定。元は東大寺西南院にあ
ったものを元興寺の極楽坊の正門として移築されました。
(極楽坊本堂)
寄棟造りで屋根は飛鳥時代からの瓦を使用しており、角柱や天井板には、奈
良時代のものが使われています。国宝に指定。本堂は僧坊の一部でしたが、
鎌倉時代に本堂と禅室に作り直されています。
(禅室)
禅室も極楽坊同様、国宝に指定。長い僧房であったものを区切って、鎌倉時
代に改築されました。中は4つに区切られていて、1区切りに5〜8人の僧が生
活をしていました。
(五重小塔)
高さ5.5メートルの小さな塔ですが、国宝に指定。屋内にあるために痛みも
少なく、小さいながらも内部の構造まで隅々と精巧に作られています。
3.リンク
〒630−8392 奈良市中院町11
Tel:0742−23−1377
Fax:0742−23−1378
公式サイト http://www.gangoji.or.jp/
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