どの駅で降りるの?これで海外旅行も安心!使える旅行英会話フレーズ
海外旅行、「英語が苦手だから不安」と感じる方も多いはず。基本的なフレーズをいくつか覚えておくだけで、旅の楽しさが広がります。海外旅行中に頻繁に遭遇するシチュエーションごとに、役立つ英会話フレーズとその使い方、文法、単語をわかりやすく解説します。フレーズをマスターして海外旅行をもっと快適で思い出深いものにしましょう!
道案内・交通機関で役立つフレーズ
目的地までの所要時間を尋ねる
日本語: そこに着くのにどれくらいかかりますか?(時間)
英語: How long will it take to get there?
このフレーズは、目的地までの時間を確認したいときに非常に便利です。
"How long": 時間の長さを尋ねる際に使われます。「どれくらい長く」という意味ですね。
"will it take": 「(時間が)かかるだろう」という意味で、未来の時間を尋ねる一般的な表現です。
"to get there": 「そこに着くために」という意味の不定詞句です。
例文:
A: Excuse me, how long will it take to get to the airport by train?(すみません、電車で空港までどれくらいかかりますか?)
B: It takes about 30 minutes.(約30分かかります。)
どの駅で降りるか尋ねる
日本語: 私は、どの駅で降りればいいでしょうか?
英語: What station should I get off at?
公共交通機関を利用する際に、正しい場所で降りるために必須のフレーズです。
"What station": 「どの駅」という特定の場所を尋ねる疑問詞です。
"should I": 「私は~すべきですか?」という助言や指示を求める表現です。
"get off": 「(乗り物から)降りる」という意味の句動詞です。"at" は降りる場所を示す前置詞として、この表現では通常セットで使われます。
例文:
A: Could you tell me what station should I get off at for the Louvre Museum?(ルーブル美術館に行くには、どの駅で降りればいいか教えていただけますか?)
B: You should get off at Palais Royal - Musee du Louvre station.(パレ・ロワイヤル・ルーヴル美術館駅で降りてください。)
〇〇への行き方を尋ねる
日本語: 〇〇へはどう行けばいいですか?
英語: How can I get to 〇〇?
道に迷った時や目的地への経路を知りたい時に、最もよく使われるフレーズの一つです。
"How can I": 「どうすれば~できますか?」という方法を尋ねる表現です。
"get to 〇〇": 「〇〇へ到達する」「〇〇へ行く」という意味です。
例文:
A: Excuse me, how can I get to the nearest subway station?(すみません、一番近い地下鉄の駅へはどう行けばいいですか?)
B: Go straight for two blocks and turn right. It'll be on your left.(2ブロック直進して右に曲がってください。左手にあります。)
(このバス/電車は)〇〇に行きますか?
日本語: このバス(電車)は〇〇に行きますか?
英語: Does this bus (train) go to 〇〇?
乗り込む前に、そのバスや電車が目的地に向かうか確認するのに使います。
"Does this bus/train": 「このバス/電車は~しますか?」という、主語が3人称単数である場合の疑問文の形です。
"go to 〇〇": 「〇〇へ行く」という意味です。
例文:
A: Excuse me, does this bus go to Times Square?(すみません、このバスはタイムズスクエアに行きますか?)
B: Yes, it does.(はい、行きますよ。)
観光・名所に関するフレーズ
景勝地として知られていることを伝える
日本語: そこは景勝の地として知られている。
英語: The place is known (famous) for its beautiful scenery.
その場所の魅力や特徴を説明する際に使える表現です。
"is known for": 「~として知られている」という受動態の表現です。"famous for" も同様に使えます。
"scenery" (シィナリー): 「風景」「景色」という意味の単語です。
この文は受動態で構成されています。「The place (その場所) が、its beautiful scenery (美しい景色) のために知られている」という構造です。
例文:
A: We are going to Kyoto next week.(来週京都に行きます。)
B: Oh, Kyoto is known for its beautiful temples and traditional gardens.(ああ、京都は美しいお寺と伝統的な庭園で知られていますね。)
多くのものが見られることを伝える
日本語: ニューヨークではいろんなものを見られますよ。
英語: You can see so many things in New York.
特定の場所で見どころが多いことを伝える際に使います。
"You can see": 「あなたは見ることができる」という、可能性や能力を示す助動詞 "can" を使った表現です。
"so many things": 「非常にたくさんのもの」という意味で、強調したいときに使われます。
例文:
A: What should I do in Paris?(パリで何をしたらいいですか?)
B: You can see so many things in Paris! The Eiffel Tower, the Louvre, Notre Dame…(パリではたくさんのものが見られますよ!エッフェル塔、ルーブル美術館、ノートルダム大聖堂…)
安全・困った時に役立つフレーズ
荷物を見張るように頼む
日本語: バッグを見張っていてください。
英語: Keep an eye on the bag.
ちょっと席を外す時など、一時的に荷物を見ていてほしい場合に使える丁寧な依頼です。
"Keep an eye on ~": 「~から目を離さない」「~を見張る」という意味のイディオムです。
例文:
A: Excuse me, could you please keep an eye on my bag for a moment? I need to use the restroom.(すみません、少しの間バッグを見ていていただけますか?お手洗いに行きたいので。)
B: No problem.(もちろんです。)
助けを求める
日本語: 助けてください!
英語: Help! または Could you help me?
緊急時や困った時に、周囲に助けを求めるための最も直接的な表現です。
"Help!": 緊急時に大きな声で発する単語です。
"Could you help me?": 丁寧な依頼の形で、「手伝っていただけませんか?」という意味です。
例文:
(道に迷って困っている時)"Excuse me, could you help me? I'm lost."(すみません、助けていただけますか?道に迷ってしまいました。)
落とし物をしたことを伝える
日本語: 〇〇をなくしてしまいました。
英語: I lost my 〇〇.
パスポートや財布など、重要なものを紛失した際に使うフレーズです。
"lost": 「lose(なくす)」の過去形です。
"my 〇〇": 「私の〇〇」という意味で、具体的ななくしたものを入れます。
例文:
A: I lost my passport. What should I do?(パスポートをなくしてしまいました。どうすればいいですか?)
B: You should report it to the police and contact your embassy.(警察に届け出て、大使館に連絡すべきです。)
ショッピング・食事で役立つフレーズ
お会計をお願いする
日本語: お会計をお願いします。
英語: Check, please. または Could I have the bill, please?
レストランやカフェで食事を終えた際に、店員さんにお会計を求めるフレーズです。
"Check, please.": 主にアメリカで使われる、カジュアルで一般的な表現です。
"Could I have the bill, please?": 主にイギリスで使われる、より丁寧な表現です。どちらを使っても通じます。
例文:
A: (食事を終えて) Check, please.(お会計お願いします。)
B: Right away.(かしこまりました。)
これを試着できますか?
日本語: これを試着できますか?
英語: Can I try this on?
服や靴などを購入する際に、試着したい時に使うフレーズです。
"Can I": 「~してもいいですか?」という許可を求める表現です。
"try on": 「~を試着する」という意味の句動詞です。
例文:
A: Can I try this shirt on?(このシャツを試着できますか?)
B: Sure, the fitting rooms are over there.(はい、試着室はあちらです。)
おすすめを尋ねる
日本語: 何かおすすめはありますか?
英語: Do you have any recommendations?
レストランでメニューに迷った時や、お土産屋さんで何を買うか決めかねている時に、店員さんに尋ねるのに便利です。
"Do you have": 「あなたは持っていますか?」という尋ね方です。
"any recommendations": 「何かおすすめ」という意味です。"recommendation" は「推薦」「おすすめ」という意味の名詞です。
例文:
A: Do you have any recommendations for a local dish?(何か地元料理でおすすめはありますか?)
B: Our pasta with seafood is very popular.(魚介のパスタが人気ですよ。)
ホテル・宿泊で役立つフレーズ
チェックイン/チェックアウトする
日本語: チェックイン(チェックアウト)したいのですが。
英語: I'd like to check in (out).
ホテルに到着した時や出発する際に使う基本的なフレーズです。
"I'd like to ~": "I would like to ~" の短縮形で、「~したいのですが」という丁寧な願望を表します。
"check in": ホテルに到着して宿泊手続きをする「チェックイン」です。
"check out": ホテルから出発する際に料金を精算する「チェックアウト」です。
例文:
A: Good evening, I'd like to check in. I have a reservation under the name Smith.(こんばんは、チェックインしたいのですが。スミスで予約しています。)
荷物を預かってもらえますか?
日本語: 荷物を預かってもらえますか?
英語: Could you hold my luggage, please?
チェックイン前やチェックアウト後に、荷物をホテルに預けておきたい時に使います。
"Could you ~": 「~していただけませんか?」という丁寧な依頼の表現です。
"hold": ここでは「預かる」「保管する」という意味です。
"luggage": 「荷物」という意味の不可算名詞です。
例文:
A: We're checking out, but our flight is later. Could you hold our luggage, please?(チェックアウトしますが、飛行機の時間が遅いんです。荷物を預かっていただけますか?)
B: Certainly. We'll keep it here for you.(かしこまりました。こちらでお預かりします。)