住所を英語に変換する方法を詳しく解説、電話番号も説明

海外発送や海外とのやり取りで必要となるのが英語での住所表記ですが、日本の住所は英語と構造がまったく違うので、正しく変換するにはポイントを理解する必要があります。

ポイントは、日本の住所を英語で記載する場合、小さい単位から大きな単位へと順序を逆にして記載することが基本です。それでは、詳しく解説します。

英語の住所の書き方

英語では、住所を小さい単位から大きな単位へ記載します。

1-2-3 Ginza, Chuo-ku, Tokyo 104-0061, Japan

このように、「番地 → 地域 → 市区町村 → 都道府県 → 郵便番号 → 国名」の順に書きます

カンマ(,)で区切るのが基本です。宛名は住所の上に書くか、別行に記載します。

日本の住所を英語に変換する方法

日本語の住所は「東京都中央区銀座1丁目2番3号」のように大きい単位から小さい単位へ並びますが、英語ではこれを逆順に変換します。

  • 日本の住所を英語変換手順は次のとおりです。
    • 1.「丁目・番・号」→「番地」形式に変換(例:1丁目2番3号 → 1-2-3)
    • 2.市区町村・都道府県をローマ字表記に変換
    • 3.逆に並べる
    • 4.郵便番号と「Japan」を最後に付け加える

(例)

日本語住所:東京都中央区銀座1丁目2番3号
英語住所:1-2-3 Ginza, Chuo-ku, Tokyo 104-0061, Japan

都道府県

都道府県名は次のようにローマ字で書きます。原則、都=Tokyo、道=Hokkaido、府=Osaka/kyoto、県=-kenですが、-kenを省略するのが一般的です。

(例)

東京都 → Tokyo
大阪府 → Osaka
北海道 → Hokkaido
神奈川県 → Kanagawa

市区町村

市区町村もローマ字で書きます。

「市」→ “-shi” を付けるか省略(例:Yokohama)
「区」→ “-ku”(例:Chuo-ku, Minato-ku)
「町」「村」→ “-cho” や “-mura” を付けるか、そのまま書く(例:Hakuba-mura)

(例)

中央区 → Chuo-ku
港区 → Minato-ku
神戸市市 → Kobe-shi

番地

番地は、「丁目」「番」「号」の順をハイフンでつなぎます:

(例)1丁目2番3号 → 1-2-3

英語では「Block」や「Banchi」とは書かず、ハイフン区切りが基本です。

建物名や部屋番号がある場合は、次のように追加します。

ニッセイビル5階501号室 → Nissei Building 5F, Room 501

宛名

宛名は住所の上または前に記載します。名前はフルネームでローマ字表記にし、敬称(Mr., Ms., Dr.など)を付けます。

(例)田中太郎 → Mr. Taro Tanaka

法人宛て名

ABC株式会社 → ABC Co., Ltd.
担当者:佐藤花子 → Attn: Ms. Hanako Sato

郵便番号

郵便番号は「〒」マークを付けず、英語住所の中では都道府県名の後または最後の行に数字だけで書きます。

(例)104-0061

完全な書き方の例:

Mr. Taro Tanaka
1-2-3 Ginza, Chuo-ku, Tokyo 104-0061, Japan

電話番号

電話番号は国際表記にします。日本の国番号は「+81」で、市外局番の最初の「0」を省略します。

(例)03-1234-5678 → +81-3-1234-5678

携帯 090-1234-5678 → +81-90-1234-5678

ハイフン(-)で区切るのが一般的です。英文の問い合わせフォームなどにはこの形式で入力します。

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