海外旅行をスムーズに!入国審査・税関で使える英会話フレーズ


海外旅行の第一歩、それは入国審査と税関です。ここでスムーズにコミュニケーションが取れるかどうかで、旅の始まりが大きく変わってきます。このガイドでは、入国審査官や税関職員とのやり取りで役立つ実践的な英会話フレーズを厳選してご紹介します。各フレーズには、文法や単語のポイントも分かりやすく解説しているので、自信を持って海外旅行を楽しめるようになりますよ!


空港到着後・入国審査で使えるフレーズ

1. 目的地の尋ね方

空港に着いたら、まずどこへ行けばいいのか迷うこともありますよね。そんな時に使えるフレーズです。

  • 日本語: 荷物の受け取り場所はどこですか?
  • 英語:Where is the baggage claim?
    • 解説:
      • Where is...?: 「〜はどこですか?」と場所を尋ねる際の基本的な表現です。
      • baggage claim: 「荷物受け取り所」を意味します。アメリカ英語では "baggage claim"、イギリス英語では "luggage reclaim" とも言われます。

2. 入国の目的を伝える

入国審査で必ず聞かれるのが、入国の目的です。

  • 日本語: 観光で来ました。
  • 英語:I'm here for sightseeing / for tourism.
    • 解説:
      • I'm here for...: 「〜のためにここにいます」と、目的を伝える際に使います。
      • sightseeing: 「観光」という意味の動詞(原形: sightsee)で、名詞としても使われます。
      • tourism: 「観光業」や「観光」を意味する名詞です。どちらを使っても伝わりますが、より一般的なのは "for sightseeing" でしょう。
  • 日本語: ツアーで来ました。
  • 英語:I'm here with a tour.
    • 解説:
      • with a tour: 「ツアーと一緒に」という意味で、団体旅行であることを伝えます。

3. 滞在期間を伝える

滞在期間も入国審査でよく聞かれる質問です。

  • 日本語: 1週間滞在します。
  • 英語:I'll be staying for one week.
    • 解説:
      • I'll be staying: 未来進行形。「〜しているでしょう」という未来の動作や状態を表します。ここでは「滞在する予定です」という意味になります。
      • for one week: 「1週間」という期間を表します。「for + 期間」で「〜の間」という意味になります。

4. 滞在先を伝える

ホテルの名前や滞在先の住所を聞かれた際に使えます。

  • 日本語: 〇〇ホテルに泊まります。
  • 英語:I'm staying at [hotel name] Hotel.
    • 解説:
      • I'm staying at...: 「〜に滞在しています/滞在する予定です」という意味です。現在進行形が未来の予定を表す場合によく使われます。
      • at [hotel name] Hotel: ホテル名を入れて使いましょう。

税関で使えるフレーズ

1. 申告するものがあるか尋ねられた時

税関では、持ち込み禁止品や申告が必要なものがないか聞かれます。

  • 日本語: 酒やタバコを持っていますか?
  • 英語:Do you have any liquor or cigarettes?
    • 解説:
      • Do you have any...?: 「何か〜を持っていますか?」と尋ねる際の疑問形です。
      • liquor: 「酒、アルコール飲料」を指します。
      • cigarettes: 「タバコ」を指します。複数形であることに注意しましょう。
  • 日本語: いいえ、持っていません。
  • 英語:No, I don't.
    • 解説:
      • "Do you have...?" の質問に対する短い答え方です。持っていない場合はシンプルにこう答えましょう。
  • 日本語: はい、少しだけ持っています。
  • 英語:Yes, I have a little.
    • 解説:
      • "a little" は「少しだけ」という意味で、量的に少ないことを表します。申告が必要な場合は、正直に伝えることが大切です。

2. 持ち物について説明する

カメラや高価なものを複数持っている場合、個人的な使用目的であることを伝えるフレーズです。

  • 日本語: このカメラは私が使っているものです。
  • 英語:The cameras are for my personal use.
    • 解説:
      • The cameras: 複数のカメラがある場合、"cameras" と複数形にします。
      • for my personal use: 「私の個人的な使用のため」という意味です。ビジネス目的ではなく、旅行者が個人で使うものであることを強調できます。

3. 再度確認を求める

相手の言っていることがよく聞き取れなかったり、もう一度見たい場合に使えるフレーズです。

  • 日本語: それをもう一度見せていただけますか?
  • 英語:Could I have another look at it?
    • 解説:
      • Could I have...?: 「〜をいただけますか?」と丁寧に依頼する際に使う表現です。"Can I have...?" よりも丁寧なニュアンスです。
      • another look at it: 「それをもう一度見る」という意味です。"another" は「もう一つの、別の」という意味で、ここでは「もう一度」というニュアンスで使われます。

その他の便利フレーズ

1. 困った時に助けを求める

言葉が通じない時や、何か困った時に使えるフレーズです。

  • 日本語: 英語を話せますか?
  • 英語:Do you speak English?
    • 解説:
      • 最も基本的な質問で、相手が英語を話せるかを確認する際に使います。
  • 日本語: 助けていただけますか?
  • 英語:Could you help me, please?
    • 解説:
      • Could you...?: 「〜していただけますか?」と丁寧に依頼する表現です。"Can you...?" よりも丁寧です。
      • please: 丁寧な依頼には必ず付けましょう。
  • 日本語: わかりません。
  • 英語:I don't understand.
    • 解説:
      • 相手の言っていることが理解できない時にシンプルに伝えます。

2. 再度説明を求める

相手の言っていることが理解できなかった場合に、もう一度説明してほしいと依頼するフレーズです。

  • 日本語: もう一度ゆっくり話していただけますか?
  • 英語:Could you please speak more slowly?
    • 解説:
      • more slowly: 「よりゆっくりと」という意味です。"slowly" は「ゆっくり」という副詞です。
  • 日本語: もう一度言っていただけますか?
  • 英語:Could you please repeat that?
    • 解説:
      • repeat: 「繰り返す」という意味の動詞です。

これらのフレーズを覚えておけば、海外旅行の入国審査や税関で戸惑うことなく、自信を持って対応できるはずです。旅の始まりをスムーズにして、楽しい海外旅行を満喫してくださいね!

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