「私の権限を超えてます」ビジネス英会話で使えるフレーズ10選

ビジネス英会話は、学校で習う英語とは少し違った実践的な表現が求められます。たとえば、商談の前に「誰を接待するの?」と聞きたいとき、あるいは「これをどう印刷しましょうか?」と相手の希望を確認したいとき、どんな英語を使えばよいのでしょうか?本記事では、実際のビジネスシーンでそのまま使えるフレーズ10選を紹介し、それぞれの文法や使い方のポイントも丁寧に解説します。英語初級者から中級者まで、自信を持って仕事で英語を使いたい方におすすめです。


フレーズ①:Who are you taking out?

(誰を接待するの?)

解説:

  • take out:この場合、「外に連れ出す」、転じて「接待する」「食事に連れていく」という意味。
  • Who are you ~ing?:現在進行形を使った疑問文。「誰を?しているの?」というニュアンスで、近い未来の予定にも使えます。

応用表現

  • Are you taking any clients out this week?(今週はどのお客様を接待する予定ですか?)

フレーズ②:The computer helps to speed up our work.

(コンピューターは仕事を進めるのに役立ちます。)

解説:

  • help to + 動詞の原形:~するのを助ける。toは省略して「help speed up」とも言えます。
  • speed up:加速する、進行を速める。
  • our work:集合的に「私たちの仕事」。抽象名詞なので the は不要。

応用表現

  • Automation helps improve efficiency.(自動化は効率の改善に役立ちます。)

フレーズ③:I was alerted to the problem by my colleague.

(同僚から問題点を指摘された。)

解説:

  • alert someone to something:~に~を警告する、気づかせる。
  • I was alerted:受動態(be + 過去分詞)で「~された」。
  • by my colleague:誰によってその行動が行われたかを表す。

応用表現

  • She alerted me to a security risk.(彼女は私にセキュリティリスクを知らせてくれた。)

フレーズ④:How would you like to have this printed?

(これをどんなふうに印刷してほしいのですか?)

解説:

  • How would you like to ~?:丁寧に「どのように?したいですか?」と聞く表現。
  • have + 目的語 + 過去分詞:使役構文。「~してもらう」または「~される」。
  • would:丁寧な表現。will より控えめな印象。

応用表現

  • How would you like to have it bound?(それをどんな製本にしたいですか?)

フレーズ⑤:Could you clarify your point?

(あなたの主張を明確にしていただけますか?)

解説:

  • Could you ~?:丁寧な依頼表現。
  • clarify:明確にする、はっきりさせる。
  • your point:あなたの意見・主張。

応用表現

  • Could you clarify what you meant by that?(それで何を意味したのか明確にしてもらえますか?)

フレーズ⑥:Let me get back to you on that.

(その件については後ほどご連絡します。)

解説:

  • get back to someone:折り返し連絡する。
  • on that:その件について。
  • Let me ~:自分がこれからすることをやわらかく伝える。

応用表現

  • I’ll get back to you by tomorrow.(明日までにご連絡します。)

フレーズ⑦:We’re on a tight schedule.

(私たちはタイトなスケジュールで動いています。)

解説:

  • on a tight schedule:時間的余裕がないスケジュール。
  • tight:ここでは「余裕のない、ぎりぎりの」という意味の形容詞。

応用表現

  • We have a strict deadline.(厳しい締切があります。)

フレーズ⑧:Let’s touch base next week.

(来週また連絡を取り合いましょう。)

解説:

  • touch base:アメリカ英語の口語表現で「一度連絡を取る」。
  • Let’s ~:提案の表現。「~しましょう」

応用表現

  • Let’s touch base after the meeting.(会議のあとに連絡しましょう。)

フレーズ⑨:This is beyond my authority.

(これは私の権限を超えています。)

解説:

  • beyond:~を超えて。
  • authority:権限、権力。ビジネス英語では「決定権」という意味でよく使われる。

応用表現

  • I’ll need to check with my supervisor.(上司に確認する必要があります。)

フレーズ⑩:Would you mind sending me the report?

(報告書を送っていただけますか?)

解説:

  • Would you mind ~ing?:~していただけますか?の丁寧な依頼。
  • sending me:私に送る(動名詞)。
  • the report:その報告書。

応用表現

  • Would you mind reviewing this document?(この書類を確認していただけますか?)

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です