【本題からそれて】ビジネス英会話:会議で使える実践フレーズ10選と文法解説

会議での英語、困っていませんか?

ビジネスシーンでは、会議中に的確な英語表現を使うことが求められます。とくに国際会議や外資系企業では、発言一つで信頼を得られることもあれば、逆に誤解を招いてしまうこともあります。

会議中によく使われるビジネス英会話フレーズをピックアップし、それぞれの使い方、文法ポイント、重要語句をわかりやすく解説します。英語での発言に自信を持てるようになりたい方は、ぜひ最後までお読みください。


1. We are moving away from the point here.

(どうも)本題からそれてきているようですね。

解説:

  • move away from:「?から離れる」という意味の句動詞。ここでは「議題から離れる=話がそれる」ことを表します。
  • the point:「要点」「本題」のこと。
  • here を加えることで、「今の話は本題からずれている」というニュアンスが強調されます。

使用例:

Let’s get back on track. We are moving away from the point here.
(話を戻しましょう。本題からそれてきています。)


2. The meeting ended with no results.

その会議は何の成果も上げずに終わった。

解説:

  • end with ~:「?で終わる」
  • no results:「成果がない」状態をシンプルに表現。

語句メモ:

  • result(名)結果、成果(複数形:results)

使用例:

Unfortunately, the meeting ended with no results.
(残念ながら、その会議は成果なしで終わった。)


3. The company closed down the branch in Osaka because of its bad record.

その会社は業績不振のため大阪支店を閉鎖した。

解説:

  • close down:「閉鎖する」(会社や支店などの営業停止に使う)
  • branch:支店
  • bad record:業績不振・悪い実績

使用例:

Due to its bad record, the company closed down the Osaka branch.
(業績不振のため、大阪支店は閉鎖されました。)


4. Is there anything else we can consider?

ほかに検討できることはありませんか?

解説:

  • anything else:「他に何か」
  • we can consider:「私たちが検討できる」
  • 丁寧に意見を求める、前向きな雰囲気のあるフレーズです。

使用例:

Is there anything else we can consider before making a decision?
(決定する前に、ほかに検討できることはありますか?)


5. Could you clarify your point?

あなたの意見をもう少し明確にしていただけますか?

解説:

  • Could you ~ ?:丁寧な依頼表現。
  • clarify:はっきりさせる、明確にする
  • your point:あなたの論点、主張

使用例:

I’m not sure I follow. Could you clarify your point?
(ちょっとついていけてないです。もう少し説明してもらえますか?)


6. Let’s table this discussion for now.

この議論はひとまず保留にしましょう。

解説:

  • table には米英で意味の違いがありますが、アメリカ英語では「保留にする」という意味です。
  • for now:「今のところは」という控えめなニュアンス。

使用例:

We’re short on time. Let’s table this discussion for now.
(時間がないので、この議論は一旦保留にしましょう。)


7. I’d like to raise a point.

ひとつ意見を述べたいのですが。

解説:

  • I’d like to ~:丁寧な「?したいです」
  • raise a point:「意見を提起する」「議題を挙げる」

使用例:

Before we move on, I’d like to raise a point.
(次に進む前に、ひとつ意見を述べさせてください。)


8. That’s a valid concern.

それはもっともな懸念です。

解説:

  • valid:「妥当な、正当な」
  • concern:「懸念、心配」

使用例:

That’s a valid concern, and we should definitely look into it.
(それはもっともな懸念です。しっかり検討しましょう。)


9. Let's stick to the agenda.

議題に沿って進めましょう。

解説:

  • stick to ~:「?に従う」「?に忠実に進める」
  • agenda:「議題、アジェンダ」

使用例:

We only have 20 minutes left, so let’s stick to the agenda.
(残り20分しかないので、議題に沿って進めましょう。)


10. Can we circle back to this later?

この話題にあとで戻ってもいいですか?

解説:

  • circle back:「あとで戻る(話題や問題に)」
  • 柔らかく話を中断したいときに便利。

使用例:

That’s a good question, but can we circle back to this later?
(いい質問ですが、あとで改めて話してもいいですか?)


まとめ

英語の会議で発言するのは緊張しますが、定型フレーズとその意味を理解しておくことで、安心してコミュニケーションが取れるようになります。

今回紹介したフレーズを使えば、話を戻す、話題を保留にする、意見を述べるといった基本的な対応ができるようになります。

ぜひこれらの表現を会議で活用して、英語での存在感を高めていきましょう!

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です