「おかげさまで」「そういえば」ネイティブがよく使う日常英会話フレーズ10選
「英語を話せるようになりたいけど、どうすればいいかわからない…」「テキスト通りの英語じゃなくて、もっと自然な表現を身につけたい!」そう思っていませんか?
日常英会話では、教科書には載っていないような「ちょっとしたニュアンス」を伝えるフレーズが重要!これらのフレーズを使いこなせれば、ぐっとネイティブに近づきますよ!
調子はどう? / 元気?
英語: How's it going?
- 解説: 友人や知人とのカジュアルな挨拶でよく使われます。"How are you?" よりも口語的で、より自然な響きがあります。
- 類語: "What's up?", "How are things?", "How have you been?" (しばらく会っていない場合)
おかげさまで。
英語: I'm good, thanks. / I'm doing well, thank you.
- 解説: 上記の "How's it going?" などに対する返答として使われます。相手への感謝の気持ちを伝える丁寧な表現です。
- ニュアンス:
- "I'm good, thanks." はよりカジュアルな場面で。
- "I'm doing well, thank you." は少し丁寧な印象を与えます。
彼には物事を大げさに言う癖がある。
英語: He always stretches a story. / He always talks big about things.
- 解説:
- "stretch a story" は直訳すると「話を伸ばす」ですが、ここから「話を大げさにする」「話を盛る」という意味で使われます。事実を誇張するニュアンスがあります。
- "talk big (about things)" は、「大げさに話す」「自慢げに話す」「法螺を吹く」といった意味合いで使われます。特に、自分の能力や実績について過大に話す場合によく用いられます。
- 単語:
- always ($^{\text{オールウェイズ}}$): 常に、いつも。
- stretch ($^{\text{ストレッチ}}$): 伸ばす、広げる。ここでは「誇張する」という意味で使われます。
- talk big ($^{\text{トーク ビッグ}}$): 大げさに話す、自慢する。
そういえば / 考えてみると
英語: Come to think of it,
- 解説: 何か別の話をしていて、突然「そういえば、あれはどうなったんだろう?」「考えてみれば、あれって変だな」のように、関連する事柄を思い出したときに使う非常に便利なフレーズです。会話の切り出しや、話題転換の際によく用いられます。
- 文法: "Come to think of it" は慣用句なので、このまま覚えて使いましょう。
それは氷山の一角です。
英語: It's only the tip of the iceberg.
- 解説: 見えている部分や問題の一部はごくわずかで、その裏にはもっと多くの、より大きな問題や事実が隠されている、という意味を表すフレーズです。深刻な問題に対してよく使われます。
- 単語:
- iceberg ($^{\text{アイスバーグ}}$): 氷山。
そうだと思った。
英語: That's what I thought.
- 解説: 相手の発言が、自分が以前から考えていたことや予想していたことと一致した場合に使うフレーズです。「やっぱりそうだったんだ」「私の思った通りだ」というニュアンスを伝えます。
- 文法: "what I thought" は、「私が考えたこと」という名詞節になっています。
気にしないで。 / 大丈夫だよ。
英語: No worries. / Don't worry about it.
- 解説: 相手が謝罪してきた場合や、何かを気にかけているときに「気にしなくていいよ」「問題ないよ」と伝えるフレーズです。"You're welcome." の代わりに「どういたしまして」の意味で使われることもあります。
- 類語: "It's all good.", "No problem."
完全に同意します。
英語: I couldn't agree more.
- 解説: 相手の意見に対して、これ以上ないほど強く同意する気持ちを表す表現です。「全く同感です」「本当にその通りだ」というニュアンスです。否定形ですが、強い肯定の意味になります。
どちらでもいいよ。
英語: Either is fine. / Whatever works for you.
- 解説: 複数の選択肢がある中で、自分はどちらでも構わない、相手の都合に合わせると伝えたいときに使います。
- ニュアンス:
- "Either is fine." は、選択肢が2つの場合に特に使われます。
- "Whatever works for you." は、「あなたがやりやすいように」「あなたの都合が良いように」という、より相手に寄り添うニュアンスがあります。
(少し考えさせて)えーっと…
英語: Let me see… / Well,
- 解説: 何か質問されてすぐに答えが出ないときや、少し考える時間が必要なときに使う「つなぎ言葉」です。日本語の「えーっと」「そうですね」に当たります。自然な会話の流れを作るために重要です。
- 類語: "Hmm…", "Let me think about it."
これらのフレーズを日常的に使うことで、あなたの英会話はより自然でスムーズになるはずです。ぜひ、今日から積極的に取り入れてみてください。