TOEICで時間が足りない!原因と対処法7選・点数アップ効率化!
TOEICを受験すると「最後まで解き切れなかった」「時間が足りないよ」ということありませんか?
そこで、TOEICの構成や時間不足の原因を整理して、効果的な対処法と普段の勉強法を詳しく解説します。
TOEICの内容とは?
TOEICはリスニング(Listening)とリーディング(Reading)の2つ技能のテストです。
リスニング(約45分・100問)
音声を聞き取り、設問に答えるテストです。
リーディング(75分・100問)
文章を読み、設問に答えるテストです。
合計
120分・200問を一気に解く集中力とスピードが必要になってきます。
TOEICの配点構成
リスニングが5点~495点でリーディングも5点~495点で合計が10点~990点となります。
点数は正答数が点数ではなく、統計処理によってスコアが算出されます。つまり、同じ正答数でも、その試験によってスコアが多少変動します。
時間が足りない原因とは?
- 時間不足の原因は主として次の4つが挙げられます。
- 英文をしっかり訳そうとして読むスピードが遅い場合
- 問題を解く順番や時間配分が不適切な場合
- 問題形式に慣れてなくて迷ってしまう場合
- 語彙力・文法力の不足している場合
TOEICで時間が足りないときの対処法7選
文章は精読するより要点を読むようにします。
すべてを訳そうとせずに、設問に必要な大事な部分を重点的に理解するようにします。
先に設問を読んでから本文を読みます。
先に設問を読んでおくと、本文中で答えとなる部分を探しやすくなります。現代国語の読解の定番手法ですね。
難しい問題があれば、先にすすむようにします。
むずかしいと思われる問題に長時間とらわれると、後半の問題ができなくなってしまいます。悩んだり迷ったりしたら、ともかくマーク回答して、次へいく勇気を持つようにします。
時間配分を練習する
たとえば、短文穴埋めは10分以内、長文読解は40分など、普段から練習しておいて、事前に解くペースを決めておくようにします。
シャドーイングでリスニング力を養うようにします。
リスニングでの取りこぼしを減らすために音声を聞きながら声に出すシャドーイングが効果があります。
シャドーイングは、リスニング力とスピーキング力を向上させる効果的な方法です。流れてくる英語音声に続いて発話することで、発音、イントネーション、リズム、そしてリスニング力が鍛えられて英語を英語のまま理解する「英語脳」の構築にも役立ちます。
模試で本番の時間を体感しておきます。
模試を解くときはストップウォッチで本番と同じ制限時間を守るようにして時間感覚を身につけるようにします。
語彙力を増やす
語彙不足は読解の時に理解のスピードを遅らせてしまいます。毎日少しずつでもTOEICの頻出単語を覚えるようにします。単語の意味がわからないと時間がかかるだけではなくて、そもそも理解できません。1つや2つわからなくても前後の意味で推測できますが、あまり多いと問題を解けなくなってしまいます。
普段の勉強法で意識すべきこと
毎日15分でも英語を読む習慣をつける
頻出単語は覚えるようにします
リーディングは精読と速読をバランスよく練習します
リスニングは「聞き流し」ではなく集中して聴く時間をつくります
週に1回は模試でタイムマネジメントを練習する
Q&A
Q) TOEICで時間が足りないとき、文章はどのように読めばよいですか?
A) 全文を精読するのではなく、設問に必要な大事な部分を要点として読み取ることが重要です。すべてを訳そうとせず、答えに直結する情報を効率的に把握しましょう。
Q) TOEICの長文読解は設問と本文のどちらから読むのが効果的ですか?
A) 先に設問を読んでから本文を読む方法が効果的です。設問を先に把握しておくことで、本文中で答えとなる部分を探しやすくなります。
Q) TOEICで難しい問題に時間をかけすぎないためにはどうすればよいですか?
A) 難しい問題に長時間とらわれず、一旦マークシートに答えを記入して次へ進むようにしましょう。後半の問題に取り組む時間を確保することが大切です。
Q) TOEIC本番での時間配分はどう練習すればよいですか?
A) 普段の練習から各パートに時間を設定して解きましょう。例えば、短文穴埋めは10分以内、長文読解は40分などと決めてペースを身につけることが効果的です。
Q) TOEICリスニング対策にはシャドーイングが有効ですか?
A) はい。シャドーイングは音声を聞きながら声に出して繰り返す練習法で、リスニング力を強化できます。また、発音やイントネーション、リズム感も鍛えられ、英語を英語のまま理解する力が養われます。
Q) TOEIC本番の時間感覚を養うにはどうすればよいですか?
A) 模試を解くときにストップウォッチを使い、本番と同じ制限時間を守って取り組むことで、時間感覚を体得できます。
Q) 語彙力不足がTOEICの時間不足につながるのはなぜですか?
A) 語彙が不足すると、単語の意味を理解できず読解スピードが落ちます。毎日少しずつでも頻出単語を覚えることで、読解スピードが上がり、解答時間の短縮につながります。