経験に基づいたラジオ英会話の勉強法~こうしてしゃべれるようになりました~

海外旅行・海外出張や留学の予定があって英会話を上達させたいと思っていても、忙しい毎日の中で英会話スクールに通うのはなかなか難しいものですし、実際、私は何度か英会話スクールの説明会や面接に行きましたが結局、通学することはありませんでした。

私の中学校時代から英語がしゃべりたいという一心で英語を勉強してきた経験の中で、私が長年おすすめしているのが「ラジオ英会話」の利用です。お陰で、大学時代にはTOEICを800点とることができました

私自身も中学からNHKラジオ英会話を続けてきましたし、今でも教材として取り入れています。ここでは、私自身の経験に基づいた具体的な勉強法をご紹介します。

まずは「聞き流し」で耳を慣らす

私が最初にやっていたのは、朝起きたら、支度などをしながら「聞き流す」ことです。最初から完璧に聞き取ろうとすると挫折しやすいので、とにかく毎日、英語を耳に入れることを重視しました。ラジオの放送を録音しておいて、通勤中や寝る前に繰り返し聞くのも効果的です。

ともかく、英語に耳を慣れさせることです!

「聞き流し」でいいんです。ともかく慣れることです。毎日聴くのが理想ですが、実際は難しい日もたくさんあります。聴けなかったら次の日に2日分聴けばOKです。聴けなかったからといって、そこでやめてしまわないことが大切です。

完璧に理解しようとしなくても大丈夫です。通勤や通学中や家事をしながら、まずは耳を慣らすつもりで、とりあえず聴いてみましょう!

スクリプトを見ながら「音読」する

慣れてきたらテキストを見ながら、講師の後に続いて声に出す練習をしました。ここで大切なのは「発音」よりも「リズムとイントネーション」を真似することです。英語はリズムの言語なので、日本語的に一語一語はっきり読むよりも、講師の音の流れをそのまま真似したほうが自然な英語が身につきます。

きれいにノートをまとめようとしなくて大丈夫です。テキストはガンガン使って、わからない単語や表現はメモ程度でOKです。

放送の音声に続いて、同じように発音してみます。発音やイントネーションを真似ることがポイントです。

「シャドーイング」で一歩進んだ練習

ある程度慣れてきた段階で、私はシャドーイングを取り入れました。講師の声を少し遅れて追いかけるように、自分も同じ内容を声に出す練習です。最初はスピードについていけませんでしたが、繰り返すうちに耳と口がつながり、リスニング力とスピーキング力が同時に伸びていくのを実感できました。

音声の少し後ろを追いかけるようにして、スクリプトを見ずに声に出します。これができるようになると、英語が口からスラスラ出てくるようになります。

「一言英語」で生活に取り入れる

ラジオで出てきたフレーズを、その日のうちに自分の生活で使うようにしました。たとえば「I’ll give it a try.(やってみます)」といった短い表現を、職場や家庭で独り言としてつぶやくのです。実際に使うことで「知識」が「使える英語」へと変わっていきます。

毎日5分でも「継続」を最優先に

ラジオ英会話の一番の魅力は「毎日続けやすい」ことです。私も忙しい日にはテキストを開けないこともありましたが、少なくとも放送だけは聞くようにしていました。1日5分でも耳に英語を入れることが、長期的には大きな力になります。

「自分プレゼン」をする

月に一回くらい、ラジオ英会話で学んだ表現を使って「自分のことを英語で話す」時間を設けます。これは多くの英会話教室でも実践している方法で、生徒のモチベーション維持とアウトプット力向上に非常に効果的です。

学んだフレーズを使って自己紹介を再構築したり、架空の旅行プランを英語で説明したりです。意外と楽しいですよ!

まとめ

ラジオ英会話は、手軽に始められて長く続けやすい学習法です。私の経験から言えるのは、「聞く」「真似する」「使う」を繰り返すことで、自然と英語が身についていくということです。完璧を目指すよりも、まずは「毎日触れる」ことを大切にしてみてください。

Q&A

まとめを兼ねてQ&Aをつくりました。参考にしてください。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です