ChatGPTで英語・英会話を調べる時のプロンプト
ChatGPTを使って英会話のフレーズを調べたり、英会話を練習する場合、自分の言いたいことが一番伝わりやすくなるプロンプトの書き方と、発音・公式表現・口語表現(アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド)などを知る方法について、実例を交えて詳しく説明します。
目的を明確にして指示する
プロンプトに入れる最も大事なことは「何を知りたいか」「どう表現したいか」を具体的に伝えることです。たとえば、以下のように指示を明確にしましょう。
例:
「“これって本当?”を英語で自然に言いたい場合です。公式な表現とアメリカ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドの口語表現をそれぞれ教えてください。発音記号もつけてください。」と具体的にプロンプトに書きます。
このように要素を整理して伝えると、以下のような形で返答を得られます。
実例で見るプロンプトと回答
【プロンプト例】
「“これって本当?”を英語で自然に言いたい。丁寧な言い方とカジュアルな言い方を、アメリカ英語・イギリス英語・オーストラリア英語・ニュージーランド英語で、それぞれ教えてください。発音記号付きで教えて。」
【期待できる回答例】
🔹 公式な言い方(共通)
- Is this true? /ɪz ðɪs truː/
🔹 アメリカ英語(口語)
- For real? /fər ˈrɪəl/
- No way, is that true? /noʊ weɪ, ɪz ðæt truː/
🔹 イギリス英語(口語)
- Really? /ˈrɪəli/
- Is that actually true? /ɪz ðæt ˈæktʃuəli truː/
🔹 オーストラリア英語(口語)
- Fair dinkum?(オーストラリア特有)/feə ˈdɪŋkəm/
- Seriously? /ˈsɪəriəsli/
🔹 ニュージーランド英語(口語)
- True that? /truː ðæt/
- You’re kidding, eh? /jɔː ˈkɪdɪŋ eɪ/
より詳しい応答を得るテクニック
💡 プロンプト作成のコツ
- 言いたいことをまず日本語で丁寧に書く
- 知りたい観点を列挙する(例:発音・公式表現・各国口語)
- 使用シーンを加える(例:友達との会話、ビジネスメール)
【応用プロンプト例】
「“今日は予定が詰まってる”を、友達とのカジュアルな会話で言いたい。アメリカ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドの表現、それぞれの発音記号、ネイティブが使う言い回しの違いも教えてください。」
4. フォローアップを頼む
ChatGPTは一度の回答にすべてを回答できない場合もあるので「例文もお願いします」「発音音声風にカタカナ表記して」「この表現のニュアンスを教えて」など、追加で書くことも大事です。
音声出力(読み上げ)機能
ChatGPTには音声出力(読み上げ)機能はありませんが、音声で聞けるようにする方法はいくつかあります。方法をご紹介します。
ChatGPT公式の音声機能(アプリ版)を使う
スマートフォンのChatGPTアプリ(iOS / Android)では、音声読み上げと音声会話ができます。
- 英文をタップすると「再生マーク🎵」が表示され、ネイティブ音声で読み上げられます。
- 発音やイントネーションの確認に非常に便利です。
おすすめ機能としては「会話モード(イヤホンマイク推奨)」を使えば、まるでAIと英会話しているように練習できます。
Google翻訳やDeepLで音声確認
ChatGPTが提示した英文をコピーして、以下のツールに貼り付ければネイティブ音声で再生できます。
両方ともアメリカ英語やイギリス英語の発音を聞き比べるのに使えます。
TTS(Text-to-Speech)ツールを活用
自分の好きなアクセントやスピードで読み上げさせたい場合は、以下のようなTTSサイトが便利です。
- ttsmp3.com(US / UK / AU/NZアクセントも選べる)
- voicemaker.in
たとえば、"Fair dinkum?" をオーストラリア英語で再生したいときにも役立ちます。